こんばんは!ソーシャルレンディング投資歴10年目のSAITAMANです。
昨年12月オープンの新たなソーシャルレンディングサービスBankers(バンカーズ)の3号案件が公開されました!
募集開始は、2月2日12時からとなっています。
→Bankers(バンカーズ)公式サイト
本ファンドは、事業者向けの金融事業を行っている借手に対する融資 (3,000万円) と、営業者である株式会社バンカーズが行う商業手形割引 (300万円) を組み合わせたものですが、前回の同種ファンド(2.68%~3.45%)に比べて利回りは若干高くなっています。
借手は医療・介護・福祉事業に携わる人々のサポートを行い、経営の健全化や事業の発展に貢献することで、人の安心・安全そして挑戦を応援し、全ての人が人生最期の瞬間まで充実して過ごせる社会の実現に寄与したいとの思いの下に2015年に設立された企業であり、今回の融資金は借手が行う介護事業者の診療・介護報酬債権買取のための事業資金に充当されます。
なお、本融資の返済原資は借手が買取債権の持込人である介護事業者より譲渡を受けた、国民健康保険団体連合会・社会保険診療報酬支払基金に対する債権の回収および借手の自己資金となります。
商業手形割引事業は、バンカーズの前身である泰平物産株式会社が1969年に創業して以来40年以上にわたり営んできており、審査・分析ノウハウを蓄積してきた事業です。
バンカーズではこれまでに延べ15,000件・200億円以上の商業手形割引を実行しており、ここ10年の不渡り実績はありません。
商業手形割引において、手形の支払期日到来によって資金化された元本や収益である割引手数料等を再度商業手形割引のための原資にして運用を行います。
利回りは高くありませんが、今回も非常に堅そうな内容になっています。
借手の足元 (2020年11月末試算表ベース) の業績は売上高415,772千円、経常利益172,334千円、当期純利益192,334千円と堅調で、2021年5月期も黒字を見込んでいるとのことで、資金残高に関しても、2020年11月末時点では422,409千円で、常時220,000千円以上の資金残高を維持している見込みであり、資金繰りも安定しているとのことです。
また、診療・介護報酬債権の譲渡担保 (評価額21,721,666円)が設定されていて、国保・社保からの入金口座 (口座名義人は借手) にかかる照会権限をバンカーズに付与および当該口座に対する質権設定がされています。
バンカーズのこれまでのファンド全てに言えることですが、上場企業への融資案件以外で、これほど堅い内容となっているケースは珍しいのではないでしょうか。
商業手形割引における割引手数料により得られる収益によって、利回りが上下する仕組みになっていますが、利回りに納得できれば「買い」だと思います。
個人的には、バンカーズには1号、2号案件どちらにも投資させていただきました。
どちらも、それほど利回り的に高いということがなかったにも関わらず、即日完売となりました。
なお、今回のファンドについては、Amazonギフト券プレゼント対象ファンドとなっています。
<開催期間>
2021年2月2日(火)から 2021年2月28日(日)
対象者:期間中に合計30万円以上投資された方
プレゼント内容:投資金額に応じてAmazonギフト券をプレゼント
300,000円の場合 ⇒ 1,000円分
500,000円の場合 ⇒ 2,000円分
1,000,000円の場合 ⇒ 5,000円分
Bankers(バンカーズ)の運営会社は、昭和49年設立の株式会社バンカーズです。
株式会社バンカーズは、貸金業者として46年の歴史を有する泰平物産株式会社を母体とし、2019年に株式会社バンカーズ・ホールディングの100%子会社として現社名に変更されました。
そして、第2の創業期として、銀行、証券、ノンバンク、IT業界での経験を有するメンバーが参画し、「その投資は、日本の未来へ」をフィロソフィーとし、経済発展に貢献する総合金融プラットフォームの実現を目指して、2020年10月21日に第二種金融商品取引業登録を完了し、このたび融資型クラウドファンディングサービス「バンカーズ」が開始されました。
バンカーズの特徴として、ファンド資金の一部を商業手形割引でも運用することが挙げられます。
これは、他のソーシャルレンディングのファンドにはない仕組みとなっています。
ファンドの資金の一部を信用度の高い振出人の手形に限定して割り引くことにより、貸出先のリスクを分散する効果とファンドの運用利回りを高める可能性が追求されています。
なお、株式会社バンカーズ・ホールディングの株主には、東証一部上場サイバーエージェント系のベンチャーキャピタル「CA Startups Internet Fund 2号投資事業有限責任組合」も名を連ねています。