ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

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【進展あり?】グリーンインフラレンディングによるファンド資金の返済について

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こんばんは!ソーシャルレンディング投資歴10年目のSAITAMANです。

 

私の10年間にも及ぶソシャレン投資生活のなかで、唯一返済遅延となっている中久保正己氏率いる「グリーンインフラレンディング」事案。

 

同じく中久保正己氏率いる貸付先のJCサービスから、11月上旬以降を目途として、状況報告がされる予定でしたが、12月3日になってようやくHPにPDFファイルが掲載されました。

今年最後の報告のようですので、心して読ませていただきましょう。

1.案件の契約状況について
本年 10 月 16 日付けでお知らせしましたとおり、下記①~⑥の契約は現時点におきましても全て維持されております。下記2(2)に記載するとおり、一部の契約については契約相手等との調整を要する事項等もございますが、下記契約に基づく入金を確保することにより、募集額の85%程度について今後の返済の目途が立つ状況に変更はございません。
① 「太陽光発電所 2 案件(募集額合計約 7.7 億円)は契約が完了しています。」、
② 「バイオマス発電所1案件(募集額約 7.5 億円)は契約が完了しています。」、
③ 「太陽光発電所3案件(募集額合計約 15.6 億円)及びバイオマス発電所1案件(募集額約 10.0 億円)は契約が完了しています。」、
④ 「海外水力発電所 1 案件(募集額約 2.5 億円)は契約が完了しています。」、
⑤ 「バイオマス発電所1案件(募集額合計約 17.5 億円)は契約が完了しています。」、
⑥ 「バイオマス発電所 2 案件(募集額合計約 21.0 億円)は契約が完了しています。さらに、この度、新たにバイオマス発電所2案件(募集額合計約 6.0 億円)につきまして契約締結が完了しましたので、かかる契約に基づく入金を確保することによって、既に返済済みのものを含め、GIL社による募集総額(一昨年 7 月末時点の残高)の85%程度については、今後の返済の目途が立つこととなります。」
上記以外の案件につきましても、可能な限り早期の契約締結を目指しており、契約締結が完了した際には、投資家の皆さまへできるだけ速やかにお伝えしてまいります。
2.ファンド資金の返済に向けた状況について
本年 10 月 16 日付けでファンド資金の返済に向けた状況をお知らせしていた下記(1)から(4)の案件につきましては、引き続き、契約の相手方等への確認を通じて状況把握に努めてきたところ、各案件の契約上の入金条件確保に向けた進捗につきまして、現段階で把握している状況等は以下のとおりですので、お知らせします。
また、上記 1.③の太陽光発電所 1 案件の契約上の入金条件確保に向けた進捗につきまして、現段階で把握している状況等は下記(5)のとおりですので、あわせてお知らせします。
(1) 上記1.⑤及び⑥のバイオマス発電所 3 案件につきましては、現段階では、前回のご報告のとおり、GIL社への元本返済は来年 2 月頃となる見込みとなっている状況に変更はありません。
(2) 上記1.③の太陽光発電所1案件につきましては、前回のご報告のとおり、現在も新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響は継続しており、土地の利用制限解除に係る許認可を得るための関係行政委員会の審議日程が遅れていましたが、審議日程は前回ご報告時よりも更に 1 か月遅れる見込みとなりました。さらに、本案件は、前回のご報告のとおり、契約変更の内容についても最終の買い手となる事業者等との間で引き続き調整を行っています。以上のような状況を踏まえますと、当社への入金、ひいてはGIL社への元本返済の時期は、前回のご報告より更に 2 か月程度遅れ、来年 4 月頃迄遅れる見込みとなっています。
(3) 上記1.②のバイオマス発電所1案件につきましては、先月末に一部資金の入金はあったものの、欧米における新型コロナウイルスの感染再拡大の影響を受け、EPC発注が来年 3 月末迄遅れる見通しとなったことから、現段階では、GIL社への元本返済は来年 5 月末迄遅れる見込みとなっています。
(4) 上記1.⑥後段のバイオマス発電所 2 案件につきましては、現段階では、前回ご報告のとおり、来年3月末頃迄にはGIL社への元本返済が可能となる見込みとなっている状況に変更はありません。
(5) 上記1.③の太陽光発電所1案件につきましては、県の開発許可が契約上の次回の入金トリガーとなっていたところ、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けて行政対応に遅れが生じており、これまで許可申請後半年以上が経過しているにもかかわらず許可に至らない状況でしたが、先日、県の森林審議会が開催され、審議が行われたところです。これによって、早期事業化を進めたい買い手方との最終の決済条件に係る協議も整う見込みとなったことから、現段階では、来年3月末迄にはGIL社への返済が可能となる見込みとなっています。
また、上記(1)~(5)の元本返済が全て実現することにより、既に返済済みのものを含め、GIL社による募集総額(一昨年 7 月末時点の残高)の65%程度については返済されることとなる見通しとなっています。
当社としては、引き続き、投資家の皆さまに対する全部償還に向けて、締結済み契約に基づく支払条件の達成に取り組んでいますが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響が今後も続く可能性があることを踏まえ、開発工程の進捗について、投資家の皆さまに対するご報告を定期的に行ってまいります。
次回は、来年1月中旬以降を目途として、あらためてお知らせさせていただきたいと考えております。

 

読みにくい・・・せめて一覧表にまとめていただけないだろうか(笑)

 

バイオマス発電所 3 案件(38.5億円)→12月末まで遅れる→来年 2 月末頃まで遅れる

太陽光発電所1案件(金額不明)→12月末まで遅れる→来年 2 月末頃まで遅れる→来年4月まで遅れる

バイオマス発電所1案件(7.5億円)→来年3月末頃まで遅れる→来年 5 月末まで遅れる

バイオマス発電所 2 案件(6.0億円)→来年3月末頃までには返済が可能

太陽光発電所1案件(金額不明)→来年3月末頃までには返済が可能

 

上記赤字部分が、今回新たに加わった内容になります。

相変わらず遅れる遅れるのオンパレードですが、新たに太陽光発電所1案件の返済見込みが立ったとのことです。

その結果、募集総額(一昨年 7 月末時点の残高)の60%程度については返済されることとなる見通し→募集総額(一昨年 7 月末時点の残高)の65%程度については返済されることとなる見通しと数字が変更されています。

  

maneoマーケットの惨状を知らない第三者が読めば、かなり進展しているし、返済は近いのでは?と思われるかもしれないですね。

一応、状況報告はしてきていますし。

しかし・・・その惨状を知る当事者からすると、この報告内容をそのまま信用することはなかなか難しいのではないでしょうか。

 

「募集額の85%程度について今後の返済の目途が立つ状況」という真偽不明の情報などは、ついに2年間言い続けることになりましたからね。

グリーンインフラレンディング事案に関しては、募集停止から2年以上経過してもまだ1円も返金されていません。

 

とにかく、実際にグリーンインフラレンディングのファンド募集をしていたmaneoマーケットの見解をお聞きしたいものです。

 

私の場合は、グリフラに拘束されている額が73万円で、全額デフォルトになってしまっても約57万円の損害で済みますし、maneoマーケット投資全体では大幅なプラスになっていますので、もういいっちゃあいいのですが、もちろんできるだけ高い割合で返済されるに越したことはありません。

これが、SBISLで返済遅延になったとかであれば、85%に返済の目途というのも信用できるのですが・・・どうなることでしょうか。

というか、勝手にJCサービスに振り込んだ供託金7億5000万円と分配金2憶5000万円の合計約10億円はどうなってるんだ?