ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

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【満額成立】CAMPFIREグループと社会的インパクト投資案件は相性がいいのかも。

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こんばんは!ソーシャルレンディング投資歴10年目のSAITAMANです。

 

購入型国内最大級のクラウドファンディング「CAMPFIREグループ」が運営するソーシャルレンディング(融資型クラウドファンディング)CAMPFIRE Owners(キャンプファイヤーオーナーズ) で募集されていた「カンボジア農家支援ファンド5号」が満額成立となりました! 

このファンドシリーズは、社会的課題の解決に取り組む企業に投資し、財務的な利潤と並行して社会的・環境的インパクトを生み出す意図をもって行われるいわゆる「社会的インパクト投資」に分類できると思います。

不動産担保や保証付きでもない新興国案件ではありますが、5号案件まで全て満額成立となっています。

 

こういう新興国支援の意味合いもあるファンドというのは、安全性を重視する投資家が多い融資型クラウドファンディングとしては資金が集まりにくいと思っていたのですが、従来CAMPFIREグループで取り扱っていた購入型や寄付型の出資者も融資型に流れて来ているのでしょうか。

やはり、これまでの実績から、こういう社会的インパクト投資案件とCAMPFIREグループは親和性が高いのかもしれません。

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【カンボジア農家支援ファンド5号】

資金使途:カンボジア農家による農機購入ローン(JCF経由)
目標募集金額:20,000,000円
予定利回り:6.0%(米ドル建てベース)
予定運用期間:2020年11月〜2021年9月
元本償還方法:契約終了時に一括償還
利益分配方法:四半期毎
担保・保証:なし・なし
最低投資金額:10,000円 以上10,000円 単位
募集期間:2020年09月28日 ~ 2020年10月26日(満額成立)

→CAMPFIRE Owners公式サイト 
CAMPFIRE Owners 

 

今回集められた資金は、カンボジアで農家支援のためのファイナンスサービスを行っているJC FINANCE PLC.経由で、カンボジアの農家に対して融資され、主に大型農機の購入ローンを提供するために使用されます。

銀行等から融資を受けられず、トラクターやコンバインを購入できない農家がいることに着目した同社は、農家が新たに購入する農機を動産担保とするオリジナルのローンを開発。農家に寄り添った金融サービスを提供することで、2年間で累計1,000件以上の農機購入を支援しています。

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今回の事業が想定どおりに進まなかった場合でも、借入人であるJCF社が借入金の返済を行うことができれば元本は欠損しません。

ただし、JCF社、または営業者であるCAMPFIRE社がデフォルトした場合には、元本は欠損することになります。 

SAMURAI FUNDで募集されているような「日本保証の保証つき」でも、Funds(ファンズ)で募集されているような「上場企業へのリコースローン」でもありませんので、JCF社へのリコースローンというのは、そこまで安全性が高いとは言い切れないとは思います。

しかし、JCF社の事業を応援するという意味では、JCF社と一蓮托生となっているこのスキームには一定の意義はあると考えています。 

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→CAMPFIRE Owners公式サイト 
CAMPFIRE Owners

 

世間一般で単に「クラウドファンディング」というと、プロジェクトに対して支援者が必要な金銭を支援し、支援者はそのリターンとしてモノやサービスを得る「購入型クラウドファンディング」を想起する方が多いかもしれません。 

そんな「購入型クラウドファンディング」の代表的なサービスが「CAMPFIRE」になります。

 

それに対して、「CAMPFIRE Owners 」では、ソーシャルレンディングの仕組みを利用して、国内だけでなく海外も含めた様々な事業者やプロジェクトに融資するファンドの取扱いを予定しており、一般的に従来の金融機関・金融サービスでは取扱いが難しい資金需要に対し、資金調達機会の提供を目指しています。

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なお、CAMPFIRE Ownersでは、1万円からの少額投資が可能ですので、まずは少額から投資してみることも可能です。

CAMPFIRE Owners各案件を見ても、CAMPFIREグループの目的に合致した内容になっていると思います。

 

私もCAMPFIREグループの理念には賛同できるものの、基本的には投資と寄付は別物と考えているため、CAMPFIRE Ownersでは少額ずつ投資していっています。

このファンドは、為替ヘッジもされていませんし、リスクを十分理解した上で無理のない範囲でカンボジアの農家支援のために投資するのはいいかもしれませんが、無理して多額の投資をするのは個人的にはおすすめできないかなというところですね。

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その他にも、CAMPFIRE Ownersでは、SAMURAI証券との対談記事で、保証会社と一緒に取り組んでいる案件をはじめ、事業の内容や金融商品の設計としても魅力的な商品を取り扱っていくことで、事業全体の認知を高めていきたい」との計画を語られています。

www.socialen.net

 

既に日本保証の保証付きファンドの第1号は募集されましたが、今後は、より手堅いファンド組成にも期待できそうです。
 →CAMPFIRE Owners公式サイト
CAMPFIRE Owners