こんばんは!融資型・投資型クラウドファンディング投資家のサイタマンです。
本日、業績好調の上場企業が運営するJ.LENDING(ジェイレンディング)の19号案件の募集がありました。
【J.LENDING-LF19号】
募集金額:5,000万円
成立条件:3,000万円
投資利回り(税引前):年率5.00%
投資期間:99 日
担保・保証:有り
投資単位金額:最低50万以上10万単位
募集期間:9月11日15:00~9月18日14:59
上場企業運営で利回り5%、約3ヶ月の短期運用案件ですので、もっと激しいクリック合戦になるのかと思い、気合を入れて臨んだのですが、約1分45秒ほどで完売でした。
上場企業系クラウドファンディングの場合、あまりにも速すぎて何秒で売り切れたのかはっきりとは分からないくらいのところも多く、私も毎回苦戦しているのですが、今回は目視できましたね。
5,000万円が約1分45秒で完売というのは、人気といえば人気なのですが、激しいクリック合戦に慣らされているせいか、投資できる可能性という点では「完全な穴場」と感じました。
案件の内容的には担保余力・連帯保証もありますし、何と言いましても、その分野の専門上場企業が組成した案件ですので、100万円投資させていただきました。
J.LENDINGは、最低投資額が50万円とクラウドファンディングにしては高いため、資金に余裕のある方向けのサービスになりますが、メイン事業が不動産・貸金事業の上場企業運営という安心感があります。
運営会社は東証JASDAQ上場の「JALCOホールディングス」グループのジャルコ株式会社です。
設立は2011年10月で、アミューズメント向け等貸金業、不動産事業の2本柱経営の会社ですが、物流施設用地販売等により不動産事業が伸長しています。
業績面においては、今期第1四半期(4-6月)の売上高は4億6,800万円(前年同期比23.4%増)、営業利益は不動産賃貸業の収益改善から2億7,400万円(前年同期比17.4%増)、1億6,600万円(前年同期比7.9%増)とコロナ禍において増収増益を達成しました。16期ぶりの復配も発表されました。
(出所:JALCOホールディングス四半期報告書)
また、何と言いましても、上場企業運営でその主力事業が「貸金業と不動産事業」というところがいいですよね。
ソーシャルレンディング事業でデフォルトを起こしてしまうと、主力事業へのマイナスの影響が非常に大きいことから、財務面、担保・保証面でデフォルトを起こす可能性の低い案件を組成していただけることが期待できます。
私は、J.LENDINGの存在に気付くのが遅かったため、今回が初めての投資になりますが、これまでデフォルト・遅延はゼロで全て満額成立となっています。
融資型・投資型クラウドファンディングサービスは知名度が上がると、投資家の需要に案件供給が追い付かなくなり投資しづらくなる傾向がありますので、私も出遅れてはしまいましたが、今回から運用を開始しました。
というか、2016年から募集はしていますが、募集本数が少なく、2018年までは年間2本1回1億~2億円程度のファンド募集で、2019年の11月からはやや小分けにして募集本数が増えてきているんですね。
あまり、これまではクラウドファンディングで資金を集める必要がなかったのかもしれませんね。
幸いなことに、サービス開始キャンペーン的な利回りでの募集はされておらず、利回りは4.0%~6.0%の範囲で収まっていますので、損した気分にはならないですね。
ただし、サービスの存在が認知されてくればくるほど、こういう上場企業運営・短期運用・やや高利回りという案件は人気化してしまう傾向がありますので、今回は逃さず投資できてよかったです。