こんばんは!ソーシャルレンディング投資歴9年目になるサイタマンです。
今週は、bitREALTYとCrowdRealtyから、分配金をいただきました!
まず、bitREALTYは、予定運用期間2年、想定利回り3.5%で東京23区内の認可保育所2物件を対象とする案件からの分配金なります。
bitREALTYを運営するビットリアルティ株式会社はケネディクスと野村総合研究所が設立した会社になります。
ケネディクスは、1995年に設立された受託資産残高(AUM)2兆2,126億円(2019年6月末時点)の不動産アセットマネジメント業界における独立系最大手プレイヤーです。
融資型クラウドファンディングについては、「案件リスクよりも事業者リスクの検討が重要」と何度も書かせていただいていますが、bitREALTYについては、事業者リスクは極めて低いと考えています。
bitREALTYのファンドは、不動産信託受益権を保有するSPCに対するローンの一部を、ビットリアルティ株式会社が組成するSPCが取得し、このSPCへの匿名組合出資を通じて、対象物件の不動産担保ローン(メザニンローン)債権に投資する仕組みになっていて、分類としてはソーシャルレンディングサービスになります。
今回の対象物件であるグローバルキッズ上池台園(定員数60名)およびグローバルキッズ沼袋園(定員数70名)は、2019年4月に開園した0歳児から5歳児を対象とする東京都認可保育園です。
運営者の親会社は東証一部上場の株式会社グローバルキッズCOMPANYであり、運営施設数は165施設にのぼる業界の大手企業となります(2019年4月時点)。
どちらの所在地も現在多くの待機児童を抱えており、本物件を中心とした地域の未就学児の子育て世帯を中心に保育ニーズの安定した需要を見込めるエリアとなっています。
次に、CrowdRealtyからは、予定運用期間3年の「京町家1号ファンド」の分配金をいただきました。
こちらは、歴史ある京都の古民家を取得・再生して価値ある宿泊施設に生まれ変わらせる社会的意義のある事業ではありますが、今年度の利回りは約1.7%と苦戦しました。
苦戦はしましたが、正直、「今年度は分配金なんてないんじゃないの?」 と思っていましたので、あっただけ良かったなあという感じです。
私が投資させていただいた2017年5月時点では、ほとんどの同業他社が貸付先や対象物件を匿名にしている状況でしたが、クラウドリアルティでは、プロジェクトの内容がオープンにされていました。
クラウドリアルティのファンド運営姿勢は評価できます。
常識的に考えると、現在のインバウンドが死んでしまっている状況では、古民家を再生した京都の宿泊施設が予定どおり売却できるとは思えないのですが、運用・売却には他にも様々な要素が絡んでくるでしょうから、不確実なことを書くのは控えて次回報告を待ちたいと思います。
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