ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

専業投資家です。あらゆる分野に手を出しています。

【雑記】ワークシェアリングは公務員ですればいい。

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こんばんは!20代で国家公務員を辞めてしまったサイタマンです。

 

私は、専業投資家とは言いましても、日経平均株価が順調に回復しているときは特に新規買いもせずチャートを眺めているだけですので、部屋の掃除をしながら、5年前に買った銘柄を年内に持越しするかどうか決めなければならないNISA口座を確認していました。

 

今日は押し入れなども整理していたのですが、奥の方から公務員として働いていたときの最終年の源泉徴収票が発見されました。

あれだけ真面目に働いていたのにこれだけしかもらってなかったのか・・・

しかもかなり専門性が要求される官職だったのに・・・

20代国家公務員なんて安定はしていますが、極めて薄給なんですよね。

ソーシャルレンディングブロガーさんの中には、20代にして年収1500万円超えという逸材もいらっしゃるようですが、私の20代の頃なんて超勤手当と官職に与えられる手当を含めてもその3分の1くらいだったんですね。

 

まあそれはいいとして、私の場合は国家公務員試験合格後に、更に内部で試験を受けないとなれない専門職についていましたので、公務員でも特殊な知識の必要な仕事があることは理解しています。

しかし・・・基本的には真面目でさえあればできるような仕事も非常に多いです。

それを年収200万円以下のいわゆる非正規公務員で補うという方向になっていますが、それだと単に貧困層を増やすだけですよね。

www.nikkei.com

 

非正規公務員の処遇改善策も講じられていますが、正規採用公務員を増やす方向には向かわないようです。

しかし個人的には、不安定な身分である非正規公務員で正規公務員の仕事を補うよりも、年収300万円くらいの正規採用の公務員を大量採用する方がいいと思うんですよね。

つまり、正規公務員だけでは仕事が回らず困っているというなら、年功序列で高騰している50代公務員の給与を3分の1くらいにしてワークシェアリングをすれば良いと思うのです。

利益を追い求めなければならない民間企業でワークシェアリングと言われてもピンとこないのですが、公務員であれば、仲良く仕事を分け合っても問題ないでしょう。

特に「就職氷河期世代」は有能な人材でも非正規で働いている割合が高いと思いますので、そこに狙いを付けてもいいかもしれません。

 

それにしても、事務職で年収900万円の50代公務員とか本当に必要なんですかね・・・

ボーナスと超勤手当を含めると50代公務員だとそれくらいいっちゃうんですよね。

今や、年収300万円でも安定した仕事に就きたいという一定レベルのやる気のある人間は山ほどいるでしょう。

年収900万円の50代公務員の給与を3分の1に減らして、年収300万円でもう2人採用すれば、3倍のスピードでルーティンワークはできるような気がします。

 

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(出典:https://news.livedoor.com/article/detail/14374110/

 

よく日本人は真面目な国民性だと評されますが、恐らくそれは当たっていると思います。

最低賃金が低くても労働者の質がある程度担保されていることは、上記データから読み取れますし、年収300万円の正規採用公務員を大量生産しても、年収900万円の50代公務員とほとんど変わらない仕事ができるのではないでしょうか。

 

国家公務員の仕事がつまらないという理由で簡単に辞めてしまった私でも、リーマンショック時には安定を求めて地方自治体職員採用試験(再チャレンジ採用)を受けて最終合格までいただいたくらいですから(結局辞退しましたが)、安定している常勤公務員なら年収300万円でもいいという方は非常に多いのではないでしょうか。