こんにちは!令和連想買いをバカにしてごめんなさいのサイタマンです。
昨日は、新元号「令和」の連想買いによるレイ (4317)の一時ストップ高を微笑ましく眺めていたのですが、何と何と、大引け後に営業利益予想の上方修正と増配を発表!
本日は特別買い気配となっています。
こういうこともあるんですねえ、ホルダーの方はご祝儀GETおめでとうございます。
私がクラウドクレジットに初投資をしてから、一か月半が経過しました。
昨年から、国内不動産関連事業者のクラウドファンディング事業への参入が相次いでいますので、相対的にクラウドクレジットのような海外案件を扱う事業者の希少価値が高まっているような気がします。
クラウドクレジットでは、10案件に合計50万円を分散投資させていただいているのですが、そのうちの35万円は、為替ヘッジあり、ドル建て、ユーロ建てで運用しています。
当然のことですが、ドル、ユーロは通貨価値が安定していて大暴落の危険性が比較的低いので、ここを中心に運用する以外には考えられません。
新興国通貨は、政策金利が高く長期的に下落している通貨が多いので一見「買い時」に思われるかもしれませんが、その分インフレも進行していますので、今後も通貨価値は下がっていく可能性の方が高いです。
私は昨年からトルコリラを10万円の証拠金で1万通貨だけ保有していて、今のところは4万円程度のプラス収支にはなっていますが、それは昨年8月のセリングクライマックスが出現したところを狙って遊びのつもりで少額だけ買ったので、プラスになっているだけです。
ここに本気で長期投資するとなると、恐らくどこかでとんでもない大暴落が来てそれまでの利益を吹き飛ばすことになるでしょう。
特に、クラウドクレジットの案件のように、一定期間は資金が拘束され、自分で自由に利益確定、損切りの判断ができないとなると、どうしても為替ヘッジあり、ドル建て、ユーロ建てを中心にせざるを得ないです。
なお、残りの15万円のうち、5年チャートからの予測にはなりますが、ロシアルーブルの対円レート推移をみて10万円をロシアルーブル建て案件に投資してみました。
【ロシアルーブル/円 5年チャート】
残り5万円については、1万円ずつ高リスクそうな案件にお試し投資しています。
クラウドクレジットの昨年12月末時点での損益分布は以下のとおりで、平均利回りは5.94%です(※追記:下記損益統計は、為替の変動は考慮されていません)。
このような詳細な損益統計が示されているサービスは他にはありませんので、非常にオープンで評価できる点だと思います。
(クラウドクレジットHP運用状況より引用)
海外案件を専門に扱うクラウドクレジット案件に投資する際に、貸付先の貸し倒れリスクを考慮せず、あまりハイリスクな案件ばかりに集中投資すれば、マイナスリターンになる可能性もありますので、個人的にはクラウドクレジット案件内で分散投資をしていきたいと考えています。
例えば、下のグラフは、私も今回10万円投資させていただいた「東欧金融事業者支援ファンド(ユーロ建て)シリーズ」の2月償還分の運用状況についての満期時報告から抜粋したものですが、ユーロ建てでは当初の予定通りの利回りを達成できたにも関わらず、運用開始時に1ユーロ当たり 128.74 円だった為替換算レートが運用終了時に1ユーロ当たり 124.44 円となり、先月償還分については円高が進行した結果、円建てでの運用成績がファンド募集時の期待利回りを下回る結果となっています。
それでも、為替差損分を事業収益配当分でほとんどペイできているのは、先月償還分に投資されていた方からすれば、まだ良かったのではないでしょうか。
為替差損益は常に発生しますので仕方ないわけですが、投資時期の見極めは非常に重要な要素になってくると思います。
私は、現在の為替水準から判断して、為替ヘッジなし案件を中心に投資させていただきましたが、海外案件への初挑戦が成功するかどうかは為替相場に大きく左右されそうです。
※クラウドクレジットについては、事業者内で案件分散していればリターンがマイナスになるリスクは抑えられるものと判断していますが、元本保証ではありませんので、最終的な投資判断は自己責任でお願いいたします。