こんばんは!ソーシャルレンディング投資家のサイタマンです。
LCレンディングの口座に27万円未投資のまま残っていましたので、「LCGF 3か月運用型」案件に再投資しました。
この案件は、貸付先がLCパートナーズが アセットマネジメントを行うSPC(特別目的会社)で、貸付に際しては、東証JASDAQ上場企業であるLCホールディングスの連帯保証が付与されます。
これはまるで、LCホールディングスの超短期社債を買っているような感覚ですね。
運用期間3か月、利回り5.25%で、今期も最終黒字を見込む上場企業の保証付きという条件で案件提供できるソーシャルレンディング事業者はなかなか存在しないでしょう。
ソーシャルレンディングでは、最終貸付先は匿名化されていますので、その財務状況や業績の詳細は不明の場合も多いですが、連帯保証付きということは、LCホールディングスが貸付先であるのとほぼ同等ということになり、決算情報資料から財務状況の分析ができるという点はかなりのメリットだと思います。
なお、LCホールディングスの業績は好調ですし、もしソーシャルレンディング投資で絶対に一円も減らしたくない!と無茶なリクエストをされて、その可能性が最も高い投資先として選ぶとしたら、この案件だと思います。
未上場の中小企業では出すこと自体が不可能な案件であり、それだけこの連帯保証付き案件には価値があると判断しています。
もし、SBIソーシャルレンディングが「利回り5%でSBIホールディングスの連帯保証付き」などという案件を出してきたら、個人投資家に人気の最新のSBI債の利回りが2年0.48%ですから、瞬間蒸発でしょうね(笑)
私が現在、maneoマーケットで利用させていただいている事業者は、maneo、LCレンディング、スマートレンド、プレリートファンドそして募集停止中のグリーンインフラレンディングになります。
LCレンディングはLCホールディングスの連帯保証付き案件、スマートレンドは超短期の家賃保証会社案件に再投資させていただいています。
しかし、maneo案件への再投資は見合わせています。
現在募集されている案件の中には、担保物件の売却予定価格が約20億円で募集総額が14億1,000万円の案件がリファイナンスとはいえ利回り9.5%というものもあり、確かに心は動かされます。しかし、残念ながらmaneoの提示する売却予定価格自体が信用できるのか?大幅に売却価格が違ってくるのでは?という状態ですからね・・・
私はたまたま投資していませんでしたが、現在返済遅延となっている例の川崎市の病院跡地案件の売却が完了し、きちんと契約通りに先順位者から順番に分配されるかどうか確認してから、少額にはなると思いますが投資を再開したいと思っています。
この大型案件は、本当にたまたま投資していなかっただけで、案件の募集ページを見てみましても、maneoの提示する担保価値からして投資していてもおかしくなかったというか、案件募集時にmaneo口座に残金があれば、きっと投資していたと思います。
このように、私の中では完全にmaneoよりもLCレンディングの信頼度の方が上になってしまったんですよね・・・私の他にもこういう方はたくさんいらっしゃると思います。
そこで、もちろん相応のコストはかかるでしょうが、上場企業の子会社であるLCレンディングが自ら募集を掛けたり、プラットフォーム的役割を果たすことは不可能なのでしょうか?
LCレンディングやスマートレンド、クラウドリースなどはもう充分実績は積み上げられたと思うのですが・・・まだmaneoマーケットの知名度が必要なのでしょうか?
maneoマーケットを通して募集を続けていれば、グリーンインフラレンディングやガイアファンディングのように、maneoマーケットと見解の相違が出てきた場合に、投資家はどちらの発表を信じていいのか分からなくなります。
それに、グリーンインフラレンディングの資金流用による行政処分事案をみても分かるとおり、実際に行政処分を受けるのはmaneoマーケットになるんですよね。
これでは、外形上の責任はmaneoマーケットにあることになり、責任の所在も曖昧になってしまいかねないと考えます。
単独で募集をしていれば、少なくとも、見解の相違であったりこの種の不明瞭な点はなくなると思うのですが・・・
業績好調の上場企業の連帯保証付き案件を出せるというその価値を生かしきるためには、単独での募集もありなのかなと個人的には思います。