ホンネのソーシャルレンディング投資実践録

専業投資家です。あらゆる分野に手を出しています。

ソシャレン投資割合を増やしてIクワドラントにはなれたが・・・

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おはようございます!ソーシャルレンディング投資家のサイタマンです。

 

表題のクワドラントとは、ロバート・キヨサキ氏が著書『金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント』の中で提唱されている職業区分(お金の稼ぎ方)のことです。ロバート・キヨサキ氏によると、すべての職業は、E(サラリーマン)、S(自営業)、B(ビジネスオーナー)、I(投資家)のいずれかの中に含まれる、と言います。「金銭的自由を獲得するには、EやSの職業からBやIへと移行する必要がある」というのが、氏の主張です。

 

Iクワドラントの理想は、「投資による収益だけで生計が立てられる状態」だということになると思います。

その点、今月の私のソーシャルレンディング・不動産投資型クラウドファンディングによる収益は、税引き後で約29万円と確定しており、扶養家族がいれば厳しいでしょうが、独身であれば普通に生活できるレベルにあると思います。

もっとリスクを取れば、ソーシャルレンディングの収益だけで40万円くらいまでは上げられるのでしょうが、比較的利回りの低い案件(それでも十分高利回りですが)を中心に投資していますので、オーナーズブックからの分配金が少ない月は25万円~30万円に収まっている感じです。

 

他にも私には、かなり利益を確定してしまいましたので少なくはなりましたが、株の配当金やその他、わずかですが家賃収入もありますので、生活していくには充分な投資による収益があります。

勤め先をちょうど30歳のときに辞めてからアベノミクス景気が始まるまでは、短期売買もしていましたので、とても自分がI(投資家)だという意識はありませんでしたが、配当による収益を意識し出してからは、かなり安定的な投資家になったと思うようになりました。

今では、ザラ場は一応相場の動きを見ていることもありますが、ある趣味のスポーツをするために外出することも多く、中長期投資に切り替えてからは本当に表面的には自由になったなあ~と実感しています。昼の住宅街を歩いていますと、もう老後生活かと錯覚してしまうこともありますが(笑)

 

ただ一点だけ重大な心配事がありまして・・・去年から今年にかけてかなりの割合をソーシャルレンディング投資に回していきましたので、資金全体からみると流動性はかなり低下してしまいました。万が一、大規模な返済遅延を喰らってしまいますと、担保権が実行されるまでにはかなりの月日を要するでしょうから、更に流動性は低下してしまいます。

いくら信頼できる事業者内で分散投資をしているからといっても、あり得る事態だと考えています。

私は、長期間に渡って資金が動かせなくなることから、節税効果はあるにしても確定拠出年金は利用していません。

上場株式投資の場合は、中長期投資であっても、基本的にはいつでも利確・損切りができますので、資金が拘束されてしまうということは意識もしなかったことですが、ソーシャルレンディング投資額が増えるにつれて私の中で大きくなってきた問題です。

 

ロバート・キヨサキ氏は、金銭的自由を獲得するためには、EやSの職業からBやIへの移行が必須だと言います。

私も金銭的自由という面だけを見ればそのことに賛同できますが、安心感という面では、「複数のクワドラントを掛け持ちしている状態」が一番強いのではないかと考えます。

 

例えば、他のソーシャルレンディングブロガーで、あまり無理せず働きながら、私が回している以上の資金をソーシャルレンディング投資に回している方がいらっしゃいますが、その状態が一番安定していて、高いレベルでキャッシュフローを生み出せているような気がします。投資先事業者の選定にもそこまでシビアではなく広範な事業者に投資をされていて、余裕を感じます。別に資金の流動性が低下しても、他にキャッシュフローを生み出せる手段を多数お持ちなので、それほど問題はならないのではないかと思います。

その方は投資活動で儲けたわけでもなさそうですし、どうやって稼いだのかご教示いただきたいくらいですね。

 

仕事を辞める辞めないは当人の自由ですが、例えば、40代前半で1億や2億程度の種銭では結局I(投資家)になったとしても、本当の意味での安心感を持ちながら金銭的自由を獲得するのはなかなか困難だと思います。

まあ、『一人の力で日経平均を動かせる男の投資哲学』の著者230億円投資家cisさんくらいの資産があれば、また別の世界が見えるのでしょうが(笑)

正直言いまして・・・無理せずに「複数のクワドラントを掛け持ちしている状態」が羨ましくなってきました。