おはようございます!不動産投資型クラウドファンディング投資家のサイタマンです。
来年の1月22日19時から、上場企業系二社RenosyとSAMURAIが合同クラウドファンディングセミナーを開催されるみたいですね。
この二社は取り扱う商品分野が異なる上場企業系のクラウドファンディング事業者ということで、合同セミナーを開催するには相性が良いかもしれないですね。
セミナーでは、RenosyのAIを活用した物件選定システム「Tech Supplier(テックサプライヤー)」による物件仕入れについても説明していただけるようで、非常に興味があるのですが、花の都大東京は遠すぎて行けないんですよね・・・
あとは何と、元日本クラウド証券社長の大前和徳氏も講師として登壇されるようです。
本日から、「Renosy キャピタル重視型 第7号ファンド」の募集が開始されますが、今回も運用3カ月、予定利回り8%で都市部の築浅中古区分マンション案件。今回も当然抽選応募です。
Renosyクラウドファンディング案件には全てRenosyを運営する株式会社GA technologiesが30%劣後出資しています。
念のため、優先・劣後出資について説明させていただきますと、運用資産の評価額が下落した場合、その下落分は、まずは劣後出資者であるGA technologiesが負担し、 GA technologies出資の元本全額をもってしても補填できない場合には、優先出資者である我々の元本が減少するという意味になります。
すなわち、本案件の場合、不動産評価額が運用開始時評価額の30%超下落しなければ、我々の元本は棄損しないということになります。
Renosyは、全案件抽選方式で無理して募集はしていませんので、累計募集金額は1億円を超えたところですが、累計「応募」金額は10億円に迫っています。
私は毎回100万円で申し込んでいますが、例えば50万円に減らせば当選しやすくなるのでしょうか?私は過去6回で1回の当選ですが、先ほどの累計募集金額と応募金額から計算するとこれは悪くはない確率だということは分かりますが・・・
Renosyは1万円から出資可能で、30%の劣後出資もついていますので、投資初心者の方にもおすすめだと思います。
万が一、3カ月の間に天変地異などによって30%以上資産価値が下落するような事態になったときは・・・潔くあきらめましょう(笑)それはもう仕方がありません。
私は、劣後出資付きのRenosyクラウドファンディング案件については、GA technologiesの財務情報さえ把握しておけば、物件について詳しく調べる必要もないかなと思っています。
もちろん、不動産特定共同事業法を利用したクラウドファンディング案件ですので、物件の場所は公開されています。そこから、築年数や周辺家賃相場は調べられます。
しかし、仕入れ価格の妥当性や部屋の状態まではなかなか分からないと思います。
GA technologiesについては過去にも触れさせていただきましたが、売上高は右肩上がりで伸ばしてきており、財務状況も改善してきています。
前回の記事を書かせていただいた時点では発表されていなかった2018年10月期決算(12月13日発表)からも、売上高201億円、営業利益6億8千万円とともに前期の約2倍になるなど、その好調さが持続していることが分かりました。
(出典:株式会社GA technologies2018年10月期通期決算説明資料)
これは私の推測になってしまいますが、Renosyクラウドファンディング事業は、もしかしたらGA technologiesの主力事業である中古マンション仲介・売買事業の顧客獲得の一環という側面もあるのではないでしょうか。
すなわち、GA technologiesはクラウドファンディング事業などやらなくても充分やっていける会社だとも言えるのではないでしょうか。
それほど、この財務状況で、30%の劣後出資付きでこの利回り8%というのは好条件であると思っています。
なお、Renosyは一見、募集開始日と運用開始予定日に1ヶ月以上の開きがあって投資効率がとても悪いように見えますが、抽選後に当落結果が伝えられ、それから実際の振り込み期日までには相当の余裕がありますので、そこまで利回りは悪化しません。
さあ、今回は今年最後の募集になるでしょうから、どこまで当選倍率が上がるか楽しみでもあり、あまり上がらないでほしいという気持ちもあり複雑ではありますね。