おはようございます!SBIホールディングス依存症のサイタマンです。
私の場合は、メインバンクが住信SBIネット銀行、メイン取引証券会社がSBI証券、メインソシャレン投資先がSBIソーシャルレンディング、もちろんSBIホールディングスへの株式投資もしていて、SBIHD依存度が非常に高くなっており、お金の流れをほとんどSBIHDに把握されているような状態です(笑)
それだけ、SBIホールディングスの金融部門は全てにおいて使い勝手がよく、安定感抜群なんですよね。
さて、去る12月6日に、SBIソーシャルレンディングのファンド運用の実績ページが更新され、より詳細なデータが提供されるようになりました。
いろいろなデータを提供していただいていますが、まず私が注目したのは「管理手数料」についてです。
私が事業者を選定する際には、必ずここをチェックします。
そもそもが信用できない事業者には関係ない項目ではありますが、信用できる事業者間で比較する場合には事業者の手数料は考慮すべき項目になります。
例えば、SBIソーシャルレンディングのオーダーメイド型ファンドより低い利回りの案件が多いオーナーズブックの手数料は「貸付金額の2%を上限」と定められています。同業他社は大体2%くらいの手数料のところが多いです。
私がソーシャルレンディング投資を始めた当時は、事業者がmaneo、AQUSH、SBIソーシャルレンディングしかなく、投資するにしても手探りの状態だったのですが、決め手となったのは、SBIホールディングスの知名度ともう一つがこの手数料率でした。maneoの手数料は当時えらく高かったのを覚えています。予定利回り+maneoの手数料=15%で、半分近くがmaneoの手数料なんていう案件もあったと記憶しています。
ほとんどの投資家の方は、投資信託を購入する際は管理手数料率は気にされると思います。管理手数料があまりに高くて、アクティブファンドの購入を見合わせたことがある方もいらっしゃると思います。
7年間ソーシャルレンディング投資を続けてきた私の感覚的なものになってしまいますが、ソーシャルレンディング投資家の方は、投資信託を購入する場合ほどには、ファンドの手数料を気にしていらっしゃらないのではないかなという気がしています。
(SBIソーシャルレンディングHP ファンド運用の実績より引用)
なお、この図をみると、今やファンドの管理手数料は1.5%を切るような状況が続いており、これは非常に良心的な水準であると思います。
次に、ファンドの利回りについてですが、これは明らかに上昇傾向にありますね。
新しいところでは、不動産ディベロッパーズローンファンド10,11号が、9号の劣後出資とはいえ、10%もの予定利回りで募集されました。その他にもバイオマスブリッジローンファンド6号が9%、メガソーラーブリッジローンファンドに至ってはもう7%以上が定着してきましたね。
そもそも、私がメインの投資先としている不動産担保ローン事業者ファンドPlusですら6.5%という高利回りが定着していますから、これは凄いことだと思います。
私がSBIソーシャルレンディングで投資を始めた2011年当時は、 予定利回り4~5%程度の少ない案件に投資家が行列状態で、ロールオーバーも結構あってなかなか投資できなかったのを覚えていますので、この平均利回りと募集額には隔世の感がありますね(笑)
(SBIソーシャルレンディングHP ファンド運用の実績より引用)
私の場合は、ソーシャルレンディング投資にそこまでの利回りを求めていませんので、 これまでどおり不動産担保ローン事業者ファンドと不動産担保ローン事業者ファンドPlusへの投資を中心にします。
しかし、高利回りを追求して他の事業者のファンドへの分散投資を考えていらっしゃる方は、SBISLの不動産ディベロッパーズローンや不動産バイヤーズローン、太陽光発電やバイオマス発電事業者への投資も、高利回り事業者と見劣りがしないものになってきましたので、一考の余地は出てきたのではないかと思います。
あとは、融資残高や投資家登録数が急増しているデータも掲載されていますが、この辺りは私の投資判断にはあまり影響がありませんので省略させていただきます。
募集額が増えて投資しやすくなったのはありがたいのですが、たぶん、これだけ融資残高が急増して利回りが上昇してくると、常識的に考えて一定程度のデフォルトは発生しそうな予感はします。
もちろん、このまま極めて低いデフォルト率を維持していただければ、投資家としてはありがたい限りですが。
最後に、SBIホールディングスの「顧客中心主義」は本当にすばらしい理念ですよね。 このまま順調に事業を継続していただければ、安定的なインカムゲインを得られる投資先としての魅力はさらに高まっていくと思います。
SBIソーシャルレンディングの顧客中心主義に基づく業務運営方針
もう現状では、私にとっては、SBIソーシャルレンディング以上に投資すべき事業者はなくなってしまったような気がします。
もちろん、その他の事業者、特に不動産投資型クラウドファンディング事業者にもある一定額の分散投資はさせていただきますが・・・
今回は、SBIソーシャルレンディングの宣伝記事のようになってしまいましたが、これから「銀行を介さない融資を希望する事業者がまず声を掛けるとしたらSBIソーシャルレンディング!」という時代になっていくかもしれませんね。