こんばんは!専業投資家歴13年のサイタマンです。
いきなりですが、もし、グリーンインフラレンディングやラッキーバンクの出資者が訴訟を提起した場合の世間の反応はどのようなものになるでしょうか?
以下は、約10%の利回りで募集して破たんした「かぶちゃん農園」のケフィア事業振興会に対して債権者が集団訴訟を提起したという記事に対するヤフー上位コメントからの抜粋になります。
「何で今の時代にそんなに高配当の話に乗って出資をしてしまうのだろうか?よく考えればおかしいと思いそうですが。」
「金に目がくらんだ結果。10パーセントの配当があるなんていう成功しているオーナー制度ってないでしょ。みんないつかは破綻する。もうそろそろ気がついたほうがいい。」
「そんなに高配当なら銀行がいくらでもお金を貸してくれて、自分で事業ができるでしょう。それが答えです。」
この手の訴訟提起のニュースコメント欄を読むと、出資者も悪いという指摘のオンパレードになります。
恐らく、グリーンインフラレンディングやラッキーバンクに対して同じような訴訟が提起されれば、ケフィア事業振興会に対する訴訟と同じような世間の反応(いわゆるネット世論ですが)が示されることになるのでしょう。
でも、グリーンインフラレンディングやラッキーバンクの出資者がそこまで愚かだったとはとても思えないのです。
サイタマンは、アベノミクス景気の恩恵があったので、株式投資で少なく見積もっても1億円以上は稼ぐことができました。日経平均株価の推移をみると、これはサイタマンがトレード上手だったわけではなく、単に日本株への投資割合を増やしていたから得られた利益であることは自覚しています。
しかし、銀行預金のみに頼っている世間一般よりは、生活費を投資からの利益で捻出している分、金融リテラシーはあるつもりです。
専業投資家(無職)歴は13年です。
確かに、みんなのクレジットのようなあからさまなポンジスキームに引っ掛かるのはどうかと思います(もちろんこれも騙す方が悪いですが)。
ラッキーバンクについては、微妙ですが・・・ラッキーバンクの実質的運営会社の怪しさは少し調べれば分かったことですので。
でもまあ、そこまで調べないでラッキーバンクのほぼ投資先情報が記載されていない募集ページだけを見て、投資経験豊富な個人投資家が分散のため少額投資することはあり得るかもしれません。
それに、ラッキーバンクの虚偽説明は、規模は違えど東芝の有価証券報告書の虚偽記載と何が違うんだ?と思ってしまいますしね・・・
グリーンインフラレンディングに関しては、そうそうたるベンチャーキャピタルも出資するmaneoマーケットが募集をかけていたわけで・・・
いずれにせよ、サイタマンは、投資するという判断をしてしまったことの反省は必要でしょうが、騙される投資家より虚偽説明で騙す業者の方が圧倒的に悪いと思いますがいかがでしょうか?